世界一周や長期間海外へ旅行へ行く場合の必要な準備についてまとめておきます。
クレジットカードは複数枚準備しよう
クレジットカードを持っていない人は仕事を辞める前に作成しておくことをおすすめします。仕事を辞めてからだと作れない可能性があります。
限度額にもよると思いますが、旅行中の2-3か月分の請求が溜まることになるので何枚か持っていくとことをおすすめします。
VISAとMASTERCARDを2枚ずつがおすすめです。財布やカバンなどで分散して持っていれば、万が一の盗難被害時に一文無しになることはなくなります。
予防接種を受ける
予防接種は日本ですべてを完璧に終わらせようとすると6か月かかるものがあります。早めに計画しましょう。1年以内の旅行の場合、1ヵ月で予防接種可能です。
予防接種についての記事はこちら。
国際免許の申請
海外で車やバイクを運転するのに必要になります。
愛知県の場合、運転免許試験場では即日交付、中村警察署ではおよそ1ヵ月弱で交付です。
必要なものは免許証とパスポート、写真縦5cm×横4cm(※)、認印です。手数料は2400円。
有効期間は申請から1年です。(ただし日本の免許証の有効期間が優先される)
※写真は大きいものが必要です。僕はパスポート用のものを持って行ったのですがNGでした。600円で撮りなおしました。
準確定申告について
事前に確定申告した方が良い人
・給与などで収入に源泉徴収された金額がある人
・自営業などで一定以上の収入があり税金を支払う必要のある人
税務署の人によると、収入が少ない人(年38万以下)は申告不要だそうです。
ただし、収入の中に源泉徴収額がある人は、申告することで還付金が発生するので申告したほうが良いそうです。還付は、その年だけではなく翌年の申告でも問題ないそうなのであまり心配する必要はないです。
収入が多い人(税金の支払いが発生する人)は、申告しないとあとから延滞金が発生するそうなので、代理人を立てて申告するか準確定申告をする必要があります。
※失業保険手当は収入に当たらないので考慮不要です。
国民健康保険と国民年金の手続き
住民票を抜くと、国民健康保険、国民年金の支払いが不要になります。今まで普通に受けていた保障がなくなるので、海外旅行保険などでカバーしましょう。
スマホを一時的に止める
世界一周旅行に出た場合、スマホはWi-Fiか現地SIMでの運用になると思います。
そのため日本での契約をそのまま継続させるのはもったいないです。
解約するのが一番お金がかかりませんが、電話番号を残しておきたい人は以下のサービスを利用すると保管しておくことができます。
事務手数料や月額料金はキャリアによって違いますが、だいたい事務手数料1000~3000円、月額400~500円程度です。
貯金の振り分け
口座が一つにまとまっている人は必要のない作業になります。
僕の場合、クレジットカードの引き落とし口座、国際キャッシュカードの口座、振込用予備口座の3つの管理が必要です。
クレジットカードの引き落とし口座
毎月利用した金額が引き落とされます。僕の場合は、飛行機のチケット代、宿代などがここに分類されます。残高不足にならないようにしましょう。
国際キャッシュカードの口座
僕は新生銀行を利用しています。現地で現金を引き出すことができるので、大金を持ち歩くリスクをなくすことができます。現地でのご飯などの生活費として必要になります。
※新生銀行の場合海外でATMを利用するなら、出国前に海外出金の限度額を0から変更しておく必要があります。
振込用予備口座
クレジットカードの引き落とし口座や国際キャッシュカードの口座の残高が少なくなった場合に予備口座からお金を移動させる予定です。SBI住信銀行ネット銀行など、他行へ振込手数料が無料の口座にしましょう。
海外旅行保険の契約
海外旅行保険は日本にいるときにしか契約できません。旅の途中から入りたくなっても入れないので注意してください。
3か月以内の海外旅行の場合
クレジットカード付帯の保険でもOKですが、AIUの海外旅行保険も検討しましょう。
6か月以内の海外旅行の場合
クレジットカードの付帯保険は3か月のものが多いです。3か月以上旅行する場合はAIUの海外旅行保険を検討しましょう。アジア周遊旅行時に僕が検討した中ではAIUが安く、利用させてもらいました。
6か月以上の海外旅行の場合
世界一周旅行もAIUにしようかと思っていたのですが、6か月までしか扱っていなかったので、世界一周旅行者に人気の金子保険事務所さんに相談しました。勧められたのは損保ジャパン日本興亜の海外旅行保険です。
ビザの取得
ビザが必要な国は事前に申請が必要となります。
以下から入国予定の国のビザ要否を調べましょう。
※ビザには有効期限があるので長期旅行の場合は計画的に取得しましょう。