億万長者になりたくて読んでみました!!
うそですw
情報整理について知りたかったからです。(億万長者にはなりたいけど)
この本、億万長者っていうのがないほうがいいと思うのは僕だけでしょうか。
電車で読むときに少し周りの目線が気になりました。
肝心の中身はというと、僕の情報整理能力が低いため少し難しいかなと思いました。
基礎だけでも読み取ろうと、ピックアップしてまとめておきます。
情報は2次元で分類する
情報は以下のように分類して整理できます。
1つ目の軸はマクロ情報(森)なのか、ミクロ情報(木)なのか。
2つ目の軸は統計的なデータなのか、個別のストーリーなのか。
上記の軸で分類すると、それぞれの専門家によって得意な分野が以下のように分けられている。
まずはその情報がどういった類の情報なのかを確認しましょう。
企業分析をするときは、マクロからミクロ、データからストーリーと、全体を見てから個々の情報を見ていくことで理解し易いようです。
情報はタテとヨコで比較する
タテ=時代のデータ と ヨコ=他者のデータの比較が重要。
比較しても何も得られないこともあるが、違いがないとわかることも大事。
違いがあればそれが何からもたらされているのかを確認していきます。
タテの比較が重要なのは、物事の真実は、絶対値よりもその変化の中に見えてくることが多いからです。
ヨコの比較は、他社と比較することで、問題をどう解決したらよいのかのヒントを容易に得られるからです。
本書では、若者の離職率について記載している。
若者の離職が高いと聞くとイメージだとここ10年くらいの感じがあるが、
タテの比較をすると、実際には1980年代から増えている。
そして著者は分析します。バブル時代にバイトでも高給がもらえたため離職する人が増えたと。
情報には意図がある
マスコミ
情報を売ることで生計を立てているので、売れない情報は流すことはしない。
そのため情報として無難なことが大事で、みんなが欲しいと思っている情報を流す。
学者
どのグループに所属しているのかを確認すること。
その所属している学派の学説から逸脱した見解は示すことがない。
正反対の学説もあるので、両者を確認して判断する必要がある。
エコノミスト・アナリスト
発言はすべて所属機関の利益ため。機関投資家に投資してもらうための営業資料としている。
機関投資家は常識的な資金運用を求められるので、無難な内容の情報になることが多い。
コンサルタント
常に具体的な顧客を意識して情報を流している。
社会に流す情報を具体的な顧客に向けた情報を流して、それを見た顧客から指名してもらうため。
CIAも9割は公開情報から
CIAというとスパイなどを使って、国家機密を取得してくるというイメージがあると思います。
実際にはそういうことも一部あるのかもしれませんが、9割は公開情報を組み合わせて情報を整理しているそうです。
情報を持っている人のところには情報が集まりやすいという特徴があるので、
CIAが特別な情報収集能力があるように見せることは重要な仕事だそうです。
情報分析には近道はないということですね。
基礎から頑張ります!!