少し前に公園にアジサイを撮りに行ったのですが、1枚もいい写真が撮れなくて悲しい思いをしました。(ミラーレス一眼歴3年、一眼レフ歴2か月です)
悔しかったのでデジカメで花と風景を上手く撮る見本帳を読みました。
2013年発行と少し古いですが、カメラの基本を知るにはまったく問題ありません。僕自身、カメラの本を読むのはほぼ初めてでしたが、最後まで読み切れましたし、難しい用語も出てきませんでした。本の中で紹介されていた花の写真を上手く撮るルールをご紹介します。
風景撮影編も合わせてご覧ください。
花撮影が上手くいく6つのルール
1.花だけでなく「花+風景」を狙ってみよう
・空間に何か関連性のあるワンポイントを入れる
・一枚の風景写真としてそこに花がなくとも成立しているか
プロは被写体とその周りにある空間を意識して撮影します。
2.丸暗記できるボカシのテクニックを伝授します
簡単ボカシテクニック
①焦点距離50ミリ以上(できれば80ミリ以上)
②F値を最大限に小さくする
③最短撮影距離付近まで寄って撮影
ボカシの目的
ボケ感を出すことの目的には、主題とそれ以外を分離すること
気を付けるポイント
背景をきちんと決めて撮る
3.構図法を使おう
三分割構図法
画面を三等分する線を縦横に引いて、交点に被写体を置くと美しい構図になる。
二分割構図法
縦か横に二等分して撮影すると静的な印象を持つ構図になる。
日の丸構図法
円構図法
曲線美を取り入れる構図。
4.チョウなど昆虫を添えてみる
マンネリを解消できる。逆光が美しい。蝶に出会ったらたくさんシャッターを切る。
5.マクロレンズを使いこなそう
マクロレンズでは小さい花や水滴が撮れるようになります。またボケ感も大きくなります。
マクロ撮影だけではなく、普通の写真も撮れます。(僕は知りませんでした)
6.水滴を使ってイキイキさせよう
水の美しさをプラスできます。
写真の意図を説明できるように撮ることが大事
僕は今までなんとく綺麗だなと思った景色を写真に撮るということをしてきました。
だから写真を説明しようにもまったくできません。
この本では著者が、この写真はこういうテーマで主題がこれで副題がこれ、こういう表現をしたくて撮りました、という説明がたくさん出てきます。
上記の6つのルールは表現の部分に当たります。
僕が脱初心者をするにはまず説明ができるような写真を撮ることを目指したいです。